車バカが全力で考えてみた

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カーステの出荷台数が12ヶ月連続マイナス・・・復活はあるのか

カーステの出荷台数の減少がとまらない・・・

今回は理由と今後について考えてみます。

 

カーAVC出荷実績、12か月連続マイナス…6月 JEITA調べ(レスポンス) - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス

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理由はスマートデバイス

音楽の保存やダウンロード・再生、多様なカーナビアプリ、単純な機能だけで考えれば、カーステにはスマートデバイスに勝てる魅力がない

 

むしろ今はまだいいのかもしれない・・・

これからまだまだスマートデバイスの技術は進化していくだろうし、それを使いこなす世代が増えていく

まだまだ出荷台数が減る可能性があるんじゃないかな?

 

カーステの復活はコア層へのアピール?

そう思う理由は、オーディオ機器

 

オーディオ機器もスマートデバイスによって、大きく販売台数を減らしたけどなくなってはいない

音質の違いや、高級感をライト化したユーザーにアピールして、一度なくした存在感を取り戻した

 

必要十分なものと、使っていいものの違いを伝えることができれば、もとの販売台数は無理だとしても存在価値がなくなるようなことはないんじゃないかな?

 

そのためにもメーカーにはいいものを作ってほしいな

響く人はかならずいるとおもう

ミライースがマイナーチェンジで燃費アップ!アルトエコを超えてきた!

 8月マイナーチェンジのミライースがエコ技術を進化させて、JC08モードで33.4km/Lになるらしい!

 

軽自動車の燃費向上のため「e:S テクノロジー」さらに進化ガソリン車トップの33.4km/L を実現(PDF)

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現行ミライース

アルトエコとの燃費差は0.4km/L

正直、思ったよりも差が小さい・・・

 

公式発表によると、進化のポイントは、

*進化ポイントの概要*

パワートレーンの進化

◆i-EGRをさらに進化した「クールドi-EGR」により、燃焼効率を向上

◆低フリクションチェーンなどの採用によりフリクションロスを徹底的に低減

車両の進化

◆燃費向上に寄与する意匠や空力パーツの採用により、理想的な風の流れを実現し、空力性能を向上

エネルギーマネジメントの進化

◆「eco IDLE」の進化

◆「エコ発電制御」の進化

 

気になったのは空力パーツ採用による、走行抵抗の低減

詳しくみてみると、

◆燃費向上に寄与する意匠や空力パーツの採用により、理想的な風の流れを実現し、空力性能を向上

・フロントバンパーに「エアロコーナー」と称するデザインを採用。前方からくる風を素早く、

スムーズに後方へと流す

・フロアアンダーカバーの採用で、フロア下の空気の乱れを整流化し走行抵抗を低減※

・タイヤディフレクターの採用により、フロントタイヤへの空気の巻き込みを抑制

・ローダウンサスペンションの採用により車高を10mm下げ、フロア下に入り込む風を低減※

※:2WD車のみ

最近この手の改良多いよね?

日産・三菱共同開発のDaysやekワゴンも、プレスリリースで空気抵抗についてふれていたし、最近の燃費アップ技術のトレンドっていってもいいのかも

 

エンジン容量のわりに前面投影面積が大きい軽自動車で効果が大きいのはわかるけど、効率追求で同じようなデザインばかりになっていくことはないのかな?

 

現状でも基本的な車体デザインはメーカー問わず似たものが多いけど、この車のデザインに惚れた!、なんて言えるような車がなくなるようなことはあってほしくない

 

求められるものが燃費アップだから、答えが同じような方向にいって差をつけるのが難しいと思うけど、各メーカーの車体担当者には惚れちゃうようなデザインの車頑張ってつくってほしいな

ダイハツの着せ替えスポーツカーは次期コペン?

ダイハツが着せ替え可能なスポーツカーを検討しているらしいんだけど・・・

 

ダイハツ、着せ替えスポーツカー検討 三井社長「走る楽しみを守りたい」 - SankeiBiz(サンケイビズ)

ダイハツ工業の三井正則社長は、19日までにフジサンケイビジネスアイなどのインタビューに応じ、2014年度前半に発売する予定の軽自動車のスポーツカーについて「車体を“着せ替え”できる車にしたい」と述べた。購入後に車体のデザインを変えられる車は珍しいという。

面白いなとおもったんだけど、どこまでできるのかな?

というのも、現在でもエアロパーツを使って同じようなことはできるわけで、エアロパーツは多種多様なメーカーがノウハウを持っている分開発も早く、デザインの自由度も高い

 

エアロパーツのデザイン性の高さや、メーカーの多様性を超えられないとこのコンセプトは成功しないんじゃないかな?

 

だけど、エアロパーツを超えるような魅力と、着せ替え人形を楽しむ子供のような楽しさを提供できれば、女性のように今までスポーツカーへの関心が薄かった層にもアピールできるかもしれない

 

以前ダイハツが販売していたスポーツカー、コペンは 今でも魅力的な車

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 コペンを超えるような魅力をもった車を期待したいな

マツダの新キャッチコピー「Be a driver.」がめちゃ格好いい!

マツダのキャッチコピーがめちゃ格好よかった!

 

CMも開始されていますが、新キャッチコピーは「Be a driver.

公式サイト:【MAZDA】Be a driver.

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 自分たちが走らせて退屈だと思うクルマは、絶対につくらないと決めている。

これって、そう思っていてもなかなか言えないよね?

だって、企業であれば儲けが出ることをするのが当たり前

 

もちろん買う側からすれば、面白くない車よりも、面白い車がいいに決まっているけど、どこか諦めている部分もあると思うし

 

そこにあらためて「絶対につくらないと決めている。」とか言われると、否が応にも期待してしまう(笑)

 

でも、このキャッチコピーの本当の意味は、裏切るような車を作れないって、自分たちにプレッシャーをかけているんじゃないかな?

 

アテンザのデザインについてどこかのインタビューで、少人数の人に共感してもらえるものが作りたいってことを言ってたけど、マツダはその路線でいくって大々的宣言かもしれない

 

 車好きなら、公式サイトは鳥肌ものだから絶対見とくべき!

それでもっと面白い車作ってくれるのを期待しよう

 

1メーカーのチャレンジが他の大多数を動かすことだってあるかもしれない。

早稲田大学が開発した新エンジンは従来エンジンより30%以上効率UPらしい!

早稲田大学の新開発エンジンが、世界の常識を変えるんじゃないかと思ったので書いてみます

 

理工・内藤教授、究極効率のエンジンを生む新圧縮燃焼原理を発見 自動車・発電・航空機用などで熱効率を60%以上、HV車凌ぐ低燃費か|プレスリリース|早稲田大学

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自動車用プロトタイプエンジン

これが自動車用のプロトタイプ写真

プレスリリースでは、航空機用のプロトタイプの写真も公開されています。

 

このエンジンの特徴は、

現在の自動車用ガソリンエンジンの最大熱効率は30%程度で、アイドリングから街中の低速走行時には15%レベル以下にまで下がっていると思われます。ですので、広い運転条件で単体熱効率60%以上の「安価な究極効率エンジン」を搭載した自動車であれば、現在のハイブリッドシステム自動車を凌駕する実質燃費も可能となると思われます。

従来型エンジンと比べて30%以上の効率アップ!

現在各所でエンジンを発電専用に使い、モーターで走行するシステムも開発が進んでますが、それでも効率は40%程度と聞くので、効率60%はまさに次元が違います。

 

プレスリリースで、原理は以下のように説明されてます。

 この新圧縮燃焼原理は、内藤教授が、新たな熱流体力学理論を構築し、それを駆使した思考実験とスーパーコンピュータシミュレーションと高速空気流実験によって考案したものです。基本原理は、空気と燃料の混合気体の高速噴流を、多数、燃焼室中心部の微小領域でパルス状に衝突させ、高圧縮比を得て熱効率をあげるものですが、さらに3つの新たな工夫を加味することで、適用範囲や用途を拡大する効果を持たせました。なお、バッテリーに比べて低価格と考えられ、しかも、低騒音化・冷却機構不要化などの可能性も有しています。

 新たな流体力学理論によって、圧縮比をあげることを可能にした

圧縮比をあげる時には、ノッキングや異常燃焼の危険性が高まりますが、今回の技術は部分的に燃焼させることでその危険性を下げることできたのだと思われます。

そして冷却機能の不要化

効率があがればいままで熱として放出していたエネルギーも運動エネルギーに変換することになりますが、ついに冷却機能を省くことができるのか!と

これは単純に必要な部品が減ることになりますから、自動車全体の低価格化をすすめる可能性もありそうです。

 

と、ここまでプレスリリースにそって書きましたが、この技術の未来性は燃費アップに特別な施設を必要としないことじゃないですかね?

電気自動車の充電スタンドや、水素エンジンの水素スタンドのような、インフラの整備は社会的な普及に10年単位の時間がかかり、現在はどの技術も思うように進んでいないと思います。

 

もしこの技術が一般に採用されることがあれば、普及問題を抱えない新技術ということで、浸透するのもはやいかもしれません。

 

世界の工業の未来が日本から始まるかもしれない・・・

期待したいですね!

ロールス・ロイス レイスのカラーがすごく格好いい!

縁がなさすぎる高級車ブランドロールス・ロイスのレイスのカラーリングがすごく格好良かった!

 

ロールス・ロイス、新モデル「レイス」を横浜で一般初公開 - 【自動車業界ニュース】 - carview! - 自動車

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グリルからセンターを貫く2トーンカラー

センターラインがグレーで、サイドが濃い目のブルー

この車には全然縁がないけど格好良くない!?

 

2トーンっていうと、ダサくなるか、ゲテモノっぽくなるか、ってのがお決まりな気がする(もちろん格好いいのもありますよ)けど、これは正直格好いい

 

センターとサイドでカラーをわけるってのは、珍しい配色だとおもうけど、

グレーにしても、サイドのブルーにしても、色が少し暗めで統一感があるのがいいのかな?

 

ちなみにこの車の値段は、

 レイスの日本での販売価格は3195万円。ビスポークオプションも用意され、納車開始は2013年第4四半期を予定してる。

 3195万円(笑)

税込か税抜きかわからないけど、消費税だけでだいたい150万円

 

消費税分の値段でこんなカラーリングの車でないかな~

デザイナー限定モデルとかにすれば、多少ゲテモノっぽくなっても売れるんじゃない?(笑)

フォルクスワーゲンが日本で売れる理由ってここかな?

フォルクスワーゲンがパーツセンターを公開したってニュースがあって、気になった部分があるから書いてみる

【VW 輸入100万台】豊橋パーツセンターは約5万アイテムを保管 | st3 | GAZOO.com

ドイツのカッセル中央倉庫(カッセル CPD)から出荷されたパーツは、豊橋パーツセンターに到着後、一度開梱され、検品が行われる。これはグローバルと日本で求められる品質基準(特に外観の微細なキズの有無など)に差があり、その「ギャップを埋める」ための作業とのこと。当然、品質に問題があれば本国に報告され、改善が行われる。ただし全量を開梱・検品するのではなく、品質に問題がないことが続けば、検品対象から外して無駄を省くという。
 日本で求められる品質基準チェック

 これってやっぱり重要だよね

よく海外の工業製品の品質は悪いって言われるけど、海外のものをすすんで使いたがる人もいるから一概にそれは言えないと思う

けど、国によって求められているものは大なり小なり違いがあるだろうし、

それがわかるのはやっぱりその国の人だと思う

 

日本のパーツセンターでチェックしているのは、当然日本人だろうし

それを本国にフィードバックするというのは、少なからず日本向け製品の品質向上に役だっているんじゃないかな

 

パーツが本国から取り寄せとかになる少量販売のメーカーだと難しいと思うけど、ファミリー層にもアピールするフォルクスワーゲンとかだとやっぱり続けてほしいな

 

日本メーカーの立場から考えると複雑な気持ちもするけど、知らないわけじゃないだろうし

良いようにやられてしまうだけじゃ、やっぱりダメだろうし

 

フィードバックがあっての、切磋琢磨

これって重要だよね!